【定時制高校で性教育の授業】

今日は、春日丘高等学校の定時制に通う生徒さんたちとお話会に、助産師1年目のいくちゃんと行ってきました。

テーマは「助産師さんと女子の体について話をしよう」

高校生の娘や息子とはいろんな話をするけれど、実際に高校へ行って性やいのちにまつわるお話をしたのは実は初めて。

 

事前に養護教諭の先生とも打ち合わせを重ね、伝えたいことをピックアップ。

・月経の仕組み

・月経に伴うトラブルと対処法

・避妊について

・STDについて

伝えたいことのひとつは自分の身体や性について知ること、性にまつわるさまざまな問題を考えること。

それは大切な自分のいのちの営みだから。

みんなはまだ学生かもしれないけれど、その前にあなたは一人の女性。

だから一人の女性として知るべきことはきちんと知っておいてほしい。

「こんな時にどうしたらいいのかな?」って悩んだり困ったりしたときには1人で抱え込まず誰かに相談してほしい。

親でも先生でもいい、そして「助産師」という女性の身体の専門家もいるからねってことも伝えたい。

そしてもう一つ。

実際に10代で2人の子どもを産み育てながら、その時に関わってもらった助産師に憧れて、助産師になる夢を叶えたいくちゃん自身の話。

みんなには選択肢がある、そしてそれは自分で選ぶことができる。

今のあなたにとってのBESTな答えをさがそう!これからのあなたの人生、自分の力で、自分のを信じて、自分のために!

そんな想いでお話しました。

会も終わり、生徒たちが帰る間際に「ちょっと聞いていい?」と投げかけられた幾つかのとっても素朴な質問。

彼女たちが本当に知りたいことは、もっと身近でもっと素朴なことだったのかもしれない・・・。

望まない妊娠をしてほしくない、STDに気をつけてほしい、大人目線で正しい知識を伝えるのことも大事。

伝えたことは間違いじゃない。

だけど、お話会を終えて感じたのは、「彼女たちの求めていたものとは少し違ったのかな」ということでした・・・。

結果そんな質問が引き出されたからよかったのかな?

もしかしたら「みんなの味方だよ」そのメッセージだけでよかったのかな?

自分の中で、振り返りがいっぱい・・・。

だけど養護教諭の先生からは「彼女たちは幸運な形で助産師さんと出会えたと思います。」そんな風に言ってもらえてなんだか救われました。

助産師は女性の一生に寄り添いサポートできるそんな仕事!

助産師の存在をもっと身近に感じてもらいたい!

助産師として、命の授業や性教育もやっていきたいことのひとつ!

これからの課題もみつかり、私自身、たーくさん学びがあったお話会でした!!

 

 

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